アキバ発世界へ!鉄道模型から広がる、ディオラマの世界「ポポンデッタクラフト」

アキバのみならず北海道から九州まで全国40店舗以上を構える老舗の鉄道模型店「ポポンデッタ」のディオラマ製作を支える「ポポンデッタクラフト」は、そのクオリティの高さから鉄道模型だけではなく、実際の鉄道会社や博物館などからの特注品を手がけ、アキバの工房から生まれるハイレベルな逸品を世界中に広めています。

ポポンデッタクラフト

ポポンデッタクラフトでディオラマ製作にあたる矢幅貴至さん。小学生の頃から親戚の車販売業での板金や修理現場を目の当たりにし、業務用のハンダごてで車の配線をいじっていた生粋のクラフトマン。ガンプラブームの中、自分で好きなようにディオラマを製作して楽しんでいたという。

ポポンデッタクラフト

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ポポンデッタクラフト

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本来は自社店舗内のディオラマ制作のための子会社でしたが、そのクオリティの高さから外部企業からの依頼がほとんど。各地の鉄道博物館でのディオラマに始まり、鉄道従事者のための安全訓練用ディオラマや、一般公開前の新車両モックアップ、化学品企業の販売する素材紹介ディオラマなど、多岐にわたります。中には個人宅での特注ディオラマ依頼もあるという。

ポポンデッタクラフト

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驚くのはその制作スピード。基本的には2週間で仕上げるという。そのスピードにも関わらず既に半年先まで受注が埋まっているという。

ポポンデッタクラフト

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旗艦店、ポポンデッタ秋葉原店にある2段構造の特大ディオラマ。上段は1周15m、下段は1周20mの線路が敷かれています。「鉄道模型ディオラマで大切なものとは?」という質問に、「何より精度と生活感」と矢幅さん。「子供でも簡単に車両を走らせられる精度の高い設計と、配置される施設や建物から感じられる生活感、ここに橋がないと生活に不便だろうなあ、とか、酒屋がここにあれば住民が喜ぶぞ…など、実在しない世界をいかに想像するか」とのこと。

ポポンデッタクラフト

ポポンデッタクラフト

ポポンデッタクラフト

本物と同じように再現されたJR秋葉原駅のガード下、JR御茶ノ水駅の聖橋、上野動物園。限られたレイアウトの中で、駅周辺の風景をうまくつないでいきます。矢幅さんの想像力が一つ一つの世界観を作り上げていきます。

ポポンデッタクラフト

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以前テレビ番組「タモリ倶楽部」で取材された時に制作された、タモリさんの直筆の看板がこっそり飾られています。ちなみに青い屋根の建物はポポンデッタクラフトの工房(ちなみに2軒隣の白いビルがポポンデッタ秋葉原店)。ここにいるフィギュアが実はタモリさんとホリプロ南田さん。矢幅さんの細かい芸当にこだわりを感じます。

ポポンデッタクラフト

アキバで本来は走ることのない、私鉄特急「スペーシア」を走らせてみます。作り手の「想像力が実現できるのがディオラマの魅力」と矢幅さん。

ポポンデッタクラフト

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ディオラマを実現するのが、一つ一つの細かなパーツ。ポポンデッタで開発されたオリジナルのパーツが販売されています。リアルな樹木は人気商品の一つ。現在開発中の車両用道路信号灯は、実際の信号機メーカーさんから協力いただいて製品化を目指しているとか。ポポンデッタ秋葉原本店スタッフが考案したというパンタグラフのスパーク再現キットはマニアなこだわり視点から生まれたとのこと。ディオラマに生活の息吹が吹き込まれる瞬間です。矢幅さんを中心に作り手たちのこだわりがアキバの逸品を支えています。

取材協力:ポポンデッタクラフト
ポポンデッタ公式サイト:http://www.popondetta.jp/

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